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CLTのデザイン加工、三日月型、名栗、浮文字…2015年の加工
2015 / 12 / 24 ( Thu )
今年もいろいろな形状の加工依頼をいただきました。
もちろん、当社独自の実験的な加工もありましたが、これからは、ヨーロッパの木造建築のように構造躯体にも、美しいデザインが求められる時代になってくると思っています。
一昨日採択された新国立競技場(東京オリンピックスタジアム)は、木造と鉄骨造の混構造とのことですが、木造建築が見直され、今後は国産材の利用にも弾みがつきそうです。
日本らしい和のデザインとはどのようなものなのか?国産材の使用が多い非住宅分野だけでなく、インテリアにも使えるデザインの加工を当社でも研究していきたいと思います。
三日月屋根 繰り抜き2
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三王ハウジング 秦

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20 : 00 : 55 | CLT | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
CLTの展示(愛媛県西条市)
2015 / 10 / 06 ( Tue )
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昨日、西条産業情報支援センター(SICS)で月例の異業種交流会「うちぬきサロン」が開催されました。西条市は、西条産木材(桧、杉)を含む愛媛県産材を使用した木造建築を推進し、「木づかい」を熱心にとりくんでいる自治体の一つです。
CLTのPRのため、腰壁パネルの展示が行われていました。国産杉、7層210mm幅のパネルで製作したものです。興味のある方は是非見に行ってください。
杉ならではのやわらかく温かい木肌とバラエティに富んだ色と自然が創りだしたデザインの良さも感じてください。

西条産業情報支援センター(SICS)へのアクセス:愛媛県西条市神拝甲150-1 
周辺情報:SICSのすぐそばには、日本名水100選に選ばれたうちぬき水の水場、「うちぬき水の利き水」「水舞台」があり、その横には和のスイーツが味わえるカフェ「蔵八」もあります。



三王ハウジング㈱ 秦
15 : 58 : 25 | CLT | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
CLTのインテリア -環境にやさしい木質素材-
2015 / 09 / 14 ( Mon )
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CLT(クロス・ラミネーティッド・ティンバー、直交集成板)は多用途面材として注目されています。環境にやさしい素材として構造躯体の床/壁面材や間仕切壁はもちろんのこと、奥行きがあるので、くり抜きや深い彫り込みをしたインテリア、また、他の素材と組み合わせても面白いと思います。
三王ハウジング㈱ 秦
08 : 27 : 31 | CLT | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
CLT
2015 / 02 / 07 ( Sat )
2/6高知城ホールにてCLT建築推進フォーラムが行われました。
静岡大学の安村教授による国内でのCLTの実用化に向けた実物大実験や研究についての講演のあと、高知県立森林技術センター(今西所長)とオーストリアのグラーツ(Graz)工科大学木材工学技術研究所(シックホッファー教授)による技術交流の調印式が行われました。
そのあと、シックホッファー教授より、ヨーロッパでのCLTの歴史と建築物についての記念講演がありました。
ヨーロッパ、北米、オーストラリアでは、スケールを競うようにCLTによる中大規模建築物が建設されているようですが、今後は日本でも普及が期待されています。
私も、講習や勉強会に参加して知識を深めていきたいと思います。
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YH
18 : 15 : 51 | CLT | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
CLTの普及
2014 / 11 / 28 ( Fri )
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 昨日、愛媛県CLT普及協議会第1回研修会が、愛媛県森林組合連合会木材流通センターにて開催されました。
 日本国内の市場においての「CLT」による建築物を普及させるための現時点での課題と将来性について、東京大学の安藤直人教授の講演がありました。
 CLTを使った建築は、西、北欧諸国やカナダでは、設計・製造・施工面ともに技術的に確立し、市場でもかなり普及している構法ということですが、日本では、ようやく試験的な製造や建築がはじまったばかりで、これまでの木造建築物の常識に対する意識改革を含め、製造面、法規面で解決していく課題も多く、普及に向けては、官民一体での積極的な取り組みにかかっているということを述べられていました。
 そのあと、愛媛県林業政策課の中屋様により、欧州でのCLTの製造や建築物に関する事例の報告がありました。巨大な壁や床となるCLTやそれを部品加工する機械や工場について紹介されていましたが、10年以上前に見たことがある、ドイツのマッシブホルツ(Massiv holz)やフィンランドの3層クロスラミネーテッドウッドパネルをかなり厚くそして大きくしたものという印象をうけました。
 政府の新成長戦略のひとつにも掲げられているCLTによる建築物は、たくさんの木材を必要とするため、四国の山にある資源の有効利用に大きく寄与することができます。普及に向けては、私たち木材産業に携わる者が旗振り役になって頑張る必要があります。

YH
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