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CLTの普及
2014 / 11 / 28 ( Fri )
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 昨日、愛媛県CLT普及協議会第1回研修会が、愛媛県森林組合連合会木材流通センターにて開催されました。
 日本国内の市場においての「CLT」による建築物を普及させるための現時点での課題と将来性について、東京大学の安藤直人教授の講演がありました。
 CLTを使った建築は、西、北欧諸国やカナダでは、設計・製造・施工面ともに技術的に確立し、市場でもかなり普及している構法ということですが、日本では、ようやく試験的な製造や建築がはじまったばかりで、これまでの木造建築物の常識に対する意識改革を含め、製造面、法規面で解決していく課題も多く、普及に向けては、官民一体での積極的な取り組みにかかっているということを述べられていました。
 そのあと、愛媛県林業政策課の中屋様により、欧州でのCLTの製造や建築物に関する事例の報告がありました。巨大な壁や床となるCLTやそれを部品加工する機械や工場について紹介されていましたが、10年以上前に見たことがある、ドイツのマッシブホルツ(Massiv holz)やフィンランドの3層クロスラミネーテッドウッドパネルをかなり厚くそして大きくしたものという印象をうけました。
 政府の新成長戦略のひとつにも掲げられているCLTによる建築物は、たくさんの木材を必要とするため、四国の山にある資源の有効利用に大きく寄与することができます。普及に向けては、私たち木材産業に携わる者が旗振り役になって頑張る必要があります。

YH
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20 : 47 : 06 | CLT | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
新居浜市内の紅葉(銚子の滝)
2014 / 11 / 24 ( Mon )
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滝の紅葉を見たいと思い、生まれて初めて銚子の滝に足を運びました。
午前11時までに帰ってこなくてはならないこともあり、朝9時前に出発。自宅から自転車で約50分、運動不足で登り坂のライドは少しきつかったのですが、大生院の渦井川の上流にある駐車場までなんとかたどり着きました。そこから、遊歩道を10分ほど歩くと見事な滝を間近で見ることができました。
滝壺周りの岩の上は滑りやすく、足を滑らせて左足が水につかるというハプニングがありましたが、美しい秋の山と川の景色を見ながら癒しの時間を過ごしました。
帰りは30分程度の快適なライドでした。
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YH
21 : 46 : 55 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
木のインテリア
2014 / 11 / 15 ( Sat )
焼杉インテリア4

今回は、サンノー産業の建材販売部の単板張りのベニヤ壁に何かアクセントをつけたいと思い、最近、カラーバリエーションが増え、人気が出てきたエクステリア焼杉の見本を展示することにしました。
8センチ幅の受け具を作り、可動式にすることで、見本の大きさに合わせて受け位置を調整できるようにしました。もともと滑りの良い表面塗装の壁なので、可動受け具と壁とのクリアランスは0.3mmとしました。
見本の色が引き立つように、クリヤー塗装で素材に少し潤い感を出す程度にして、木の素材色の経年美化が徐々に壁になじんでくるようにしました。
一部の同僚から、なかなか良い評価をうけて、うれしく思っています。

焼杉インテリア3 焼杉インテリア1 
取付前

材料:桧、杉、栂の板、針葉樹合板、塗料(オスモエクストラクリヤー)、造作用極細ビスなど

YH
08 : 50 : 24 | 木のデザイン | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
木材を使ったものづくり
2014 / 11 / 08 ( Sat )
棚

間柱と合板で可動棚付キャビネットのような商品をつくったり、自分たちの普段の仕事用にキャスター付きの道具入れをつくったりと、プレカット部門の製造担当者は、いろいろな木製品を製作しているのです。

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YH
18 : 58 : 28 | 木のデザイン | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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